肩こり、首こり、腰痛、鬱まで。原因はスマホによるストレートネック!
スマホ首、聞いたことある方も多いと思います。
スマホ首とは、首が過度に下を向いた姿勢や
首が前に出た前傾姿勢です。
これらの姿勢はとても危険なんです。
首や肩の筋肉に過度な負担をかけるだけではなくて、
首の神経を圧迫します。
その結果、様々な体調不良を訴えいる人が増えているんです。
肩こり、首こり、頭痛、めまい、腕のしびれ、眼精疲労、
視力低下だけでなく、自律神経失調症や不安感、
イライラ、抑うつ状態などの精神面にも影響を及ぼします。
さらに恐ろしいことに、スマホ首を放っておくて、
慢性化して、やがては頚椎の関節そのものが
変異してしまうんです。
この状態をストレートネックと言います。
一度ストレートネックになってしまうと、
元に戻すのがかなり大変です。
上を向くのが辛いようであれば、
ストレートネックを疑ってみてください。
スマホ首は体幹を鍛えることが大切です。
スマホ首は、前傾姿勢やうつむき姿勢が多いので、
ほぼ100%体験の筋肉が落ちています。
体幹とは、胸、腹部、背中、腰、お尻といった
体の根幹となる部分です。
この体幹の筋肉が落ちたままだと、
良い姿勢を保つことはできません。
首を支えきれないんです。
その結果、猫背になって、
どうしても姿勢が悪くなってしまいます。
そこで、まず大切なのが、胸鎖乳突筋
(耳のすぐ下から鎖骨の中心まで伸びている筋)を
マッサージして緊張を取ることがとても大切なのですが、
それと同時に体幹を鍛えるのが効果的です。
体幹がしっかりすることにより、
背骨が安定し、良い姿勢でいるのが楽になります。
スマホを待つときも、腹圧が入るので、
頭も正しい位置に戻しやすくなるからです。
また、首から背骨が正しい位置に戻ると、
自律神経の働きも正常になり、活発化しますから、
不調が解消されます。
そして!体幹が鍛えられると骨盤も正しいしに保たれます。
体重を受け止めている骨盤や股関節がしっかりすると、
上半身の力も自然に抜けますから、
立っていても座っていても体を保つのが楽になるのです。
スマホ首を治すことが、骨盤の安定にも繋がるのですから
これはやるしかないですね!笑
体幹を鍛える腹筋運動
①仰向けに寝っ転がって、両膝を90度に曲げます。
②両膝を曲げたまま、息を吐きながら
ゆっくり両足を上げ、膝がおへその位置まで持ち上げます。
③膝を曲げたまま両足を床からギリギリまで下げます。
④息を吸いながら、ゆっくり膝を曲げたまま
両足をおへその位置まで引き上げます。
これを20−30回繰り返すだけです。
ね、簡単でしょ?
慣れてきたら、回数を増やして行きましょう。
また、この腹筋運動をやるなら夜の寝る前が効果的です。
なぜなら、人間は寝ている時間帯に
成長ホルモンの分泌量が増え、
筋肉や皮膚の再生機能が活発になります。
なので、腹筋後に就寝すると、
使った腹部の筋肉が修復され、
その部分の筋肉がつきやすくなるんです。
でも、息がハァーハァーするほどの激しい運動をすると、
交感神経が高まり眠れなくなってしまうので、
あくまでゆっくりと深呼吸をしながら行うことがとても大切です。
こんな簡単な腹筋なのですが、体幹の筋肉を鍛えるので、
見た目はもちろんのこと、体重が減る方が多いようです。
これはスマホ首改善の副産物ですね。
ぜひお試しください。
参考図書;「スマホ首」があらゆる不調を引き起こす! 鄭信義著