映画「チアダン」の福井商業高校JETS世界5連覇!と親達の覚悟。
広瀬すずさんが主演を務める「チア☆ダン」のモデル校である、
福井商業高校JETSが、
アメリカで開催された世界大会で5連覇という偉業を果たしました!
私が大変お世話になっている方のお嬢様も出演していることもあり、勝手に親戚のオバちゃんの気分で見ていました。
踊っている世界大会のテレビの映像を見て、
自分の子供でもないのに、
目から涙が溢れて止まりませんでした。
このダンスチームの子供達は、
本当に踊るのが好き!というのが、
見ている私たちにビシビシ伝わってきたからです。
そして、その自分の好きなことに全てを投げうってぶつかっている、
全力を出している。この圧倒的なパワー。
少しでもいい高校、いい大学。と、偏差値とにらめっこして、
子供の進む学校を決めている親なら、
きっと子供を商業高校に進むことを良しとしなかったかもしれません。
でも、この学校に進んだ子供達は、印刷された「偏差値」ではなく、
「大きくなったら○○になりたい!」
「私は、こうなりたい!」という思いで、高校に入学を決めたのです。
そして、その子供の思いを信じて、背中を押した親御さん達。。。
正直、今の世の中、親御さん達もいろんな気持ちが交差したと思います。
ダンスなんて一過性の夢に違いない。
将来ダンサーなんて、、、。そんな甘い世界じゃないよ。
将来は、もっと安定した職業についてほしい。
だからここはいい大学に入るために、進学校に入ってほしいと願った親御さんもいたでしょう。。
でも、子供の「やりたい!」「なりたい!」という気持ちを尊重し、
「思う存分やってこい!」と、子供達の背中を押した親御さん達。
その親の存在、覚悟が、私に涙を流させたのだと思うんです。
舞台で子供達から発せられるエネルギーは、
「私を、見て見て!」ではなく、
「私、愛されてるー!」という圧倒的なエネルギー。
コレなんです!
コレを感じるために、私たちはこの世に生まれてきたんですね。
愛されるために、愛を感じるために、この世に生まれてきたんです。
ほんと、これだけなんですよ。
いい大学に入り、有名な会社に就職し、結婚し、大きな家に住む。
これが幸せ?これが本当にあなたがこの世に生まれてきた理由?
大きな家で本当に愛を感じられるのか?
小さな家なら愛は感じられないのか?
それって、誰目線?
他人目線の幸せじゃなくて?
本当にあなた目線のやりたいこと?
JETSの少女達は、これから先の人生、全員がダンスという世界ではないかもしれないけど、
絶対、自分の人生を謳歌していくことでしょう。
一度の人生。
自分はどうしたいのか?何をやりたいかのか?
何をしている時が楽しいのか?
私たちはそれを感じるために生まれてきたんです。
人の目ばかりを気にして、
私はこうあるべき。
私の子供もこうあるべき。
と生きるのは、そろそろやめにしませんか?
子供の無限の可能性を、親のチッポケな人生経験なんぞで止めてはいけません。
あなたの子供は、もっともっと無限の可能性があるんです。