子供の成長を親が奪う時。親が言ってはいけない言葉とは?

先週、金曜日、土曜日と、高校2年生の長女の通う学校で、大きな行事があり、娘は日本チームのリーダーの一人をしていました。
日本チームは、日本の伝統芸能として和太鼓の演奏、ソーラン節、JPOPを披露しました。
特にこの和太鼓は、代々先輩から受け継がれた打ち方があり、それを後輩へと伝承していくのです。
みんな遅くまで練習し、時には意見がぶつかり合うこともありましたが、話し合いを重ね、友達の意見を優先したり、自分の意見を主張したり、時には泣いたり、笑ったりと、、、、。まさに青春!
娘は、リーダーという立場で、チーム内をまとめるために何が最善か?リーダーとして取るべき態度は?と日々悩む後ろ姿を、こうやって、いろんなことを感じ、学んで行くんだなぁぁと、ただただ眺めていました。
親としては、良かれと思って、ついつい「こうした方がいいわよ。」ってアドバイス的なことを言ってしまいたくなりますが、そうすると、子供は頭を使って「考える。」ことをやめてしまうんですよね。
数学の問題と一緒です。
この問題をどうやって解くか?
と考える時が一番大事!楽しい!
そして、解答方法が閃いた時の、目が覚めるような喜び!
それを一度味わった子供は、その後どんな難しい問題にぶつかっても、それを解くことを喜びと感じられるようになります。
それを親が奪ってはいけないんです。
それは人生でも同じですよね?
大学行った方がいいわよ。
大きな会社に就職した方がいい。
年収の高い人と結婚した方がいい。
私たち親自身の今までの経験で、こうした方がいい。という思いがあると、「子供のために」言ってしまいたくなります。
でも、それは、せっかくの彼らの「考える。」チャンスを奪っているんです。
それに、そのアドバイスは、所詮「あなたの人生」におけるアドバイスです。
子供達は、もっともっと大きな可能性を秘めているんです。
私たち大人が想像も及ばないほどの可能性を。
それを、たかが大人の私たちの「ちっぽけな経験」で、彼らの可能性を限定してはいけないと思うんです。
今、娘は、イベント最終日までの、自分たちが乗り越えてきた色んな問題を思い返し、とても感慨深げです。
人間が、「成長する。」という瞬間、過程を間近で見れて、幸せを噛み締めています。
そう、明日は、ヘリコプターママと芝刈りママのお話をしましょう!
では明日。^ ^
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