産後の腰痛の原因は?改善法は簡単!立ち姿勢を変えるだけ。
出産をきっかけに腰痛になったママ、多いですよね。。。
腰痛の原因は、本当に千差万別。
精神的ストレスが腰痛の原因になっていることも多いのですが。。。
でも、出産を機に腰痛になったママに少なくとも共通することは、
立ち姿勢の変化。
産前、赤ちゃんが入った大きなお腹を抱えて、バランスを取ろうとしますから、
どうしても後ろにそっくり返ったような姿勢になります。
そして、足を見ると、大股で、指先は外を向いたハの字。
お相撲さんが土俵に向かう時をイメージしてもらえばいいですね。
この立ち姿勢、腰骨にとても負担かかかった立ち方なのです。ですから、
産前のママ達が腰痛になるのもわかりますよね。
上半身が後ろにそっくり返ってるから、モモの全面もパンパンに張り、モモの付け根=鼠蹊部も張ったままなので
リンパの流れもとても悪い状態です。
よって、下半身の老廃物が上半身まで上がってこれず、足がむくみ易くなってしまうんです。
だから、産前のママ達は、鼠蹊部をよく動かして、リンパの流れをスムーズにすることでむくみ軽減されますよ。
そこで出産を迎え、お腹はスッキリなくなったはずなのに、体は、その頃の立ち姿勢の記憶が残っているので、
赤ちゃんを抱っこしながら、やはりそっくり返った、外股のお相撲さん立ちをしてしまうんです。
上半身の重さプラス赤ちゃんの重さが、腰骨に一気にかかりますから、そりゃー腰痛になりますよね?
で、産後の立ち姿勢が産前よりさらに悪くなる原因があります。
それはスマホ。
お腹の重さがなくなった分、後ろにそっくり返ったままだと、後ろに倒れちゃいます。
そこで、立ってスマホを見るときに、背中を丸めて首を前に突き出すようにしてバランスを取ろうとするわけです。
横から見ると、お尻から頭まで逆のS字を描いています。
この立ち姿勢の方は、腰痛だけじゃなくて、肩こり、首痛、頭痛と、、、、
上半身がバキバキの方が多いです。
それに、背中が丸まっていますから、肺がつぶれてるので、呼吸が深くできず、
血流も悪く、自律神経のバランスが不安定なので、鬱っぽくなっている方も多いです。
では、どうすればいいの?
ですよね!
答えは簡単!立ち姿勢を直せばいいんです。
①まずは、足を腰幅で両足を平行になるように立つ。
②足は動かさずに、内くるぶしを内側に寄せるようにして、そのまま足全体で地面を押すように立つ。
③今この状態で自分でももの内側を触ると、内モモに力が入って立っているの感じると思います。
④骨盤底筋群(わからなければ膣口)を締めて、体の中に引き上げるようにする。
⑤すると下腹部がキュっとなったのを感じると思います。
⑥それをキープしながら、おへそを背中に引き込むようにして、内くるぶしの下で地面を蹴るようにしながら、
そのおへその位置を3センチ上に引き上げるようにします。
⑦肩はリラックスし、首の後ろを長くするように立つ。
どうですか?
今までと全然違う感覚ですよね?
これが、腹筋を使い、腰に負担をかけない正しい立ち方です。
最初は、なかなかできないと思いますが、
気づいた時に、繰り返し意識することにより
必ずできるようになるので、ぜひぜひやってみてください。
この立ち方をマスターすれば、
見た目体重、ー3キロは確実です。
腰のにかかる負担を腹筋がカバーするので、腰痛も無くなるし、お腹も減っこみます。
いいことだらけの立ち方です。
さぁ、鏡の前に立って、今日から、脱お相撲さん立ち!
ぜひ試してみてくださいね。