保育士さんのキャリアアップに!キッズヨガを保育に取り入れませんか。
保育士や幼稚園の先生で、もっと保育士としての自分の「引き出し」を増やしたい!
もっと保育士として成長したいと願っている皆さん。
キッズヨガのテクニックを保育に取り入れてみませんか?
最近、街のいろんなイベントでキッズヨガを見かけるようになってきました。
キッズヨガ=子供がヨガをする。
ということなんですが、
キッズヨガの本当の効果、目的はなんだと思いますか?
別の木のポーズや犬のポーズをすることではないんです。
ではナニ?
それは、呼吸です。
?????
そう、呼吸。
YOGAed.(ヨガエド)のキッズヨガプログラムには、20種類以上の呼吸法があります。
それを子供の精神状態を見ながら、使い分けて、子供が心をコントロールできるようにしていくのです。
以前、東京都新宿区の依頼を受け、保育士さんの研修講義を担当させて頂いていました。
保育にキッズヨガのエッセンスを取り入れ、子供の保育を円滑にさらに充実したものにしましょう。
というのが目的です。
例えば、午睡。
保育園では毎日1時から3時頃は午睡の時間。
子供たちのお昼寝タイム。
横になる子供たちの中、興奮が冷めやらずいつまでもゴソゴソしている子どもがいます。
興奮している子は、体に力が入っているため、まずは体の力を抜いてあげることがいいのですが。。。。
でも、ここで「体の力を抜いて〜」と保育士さんが声をかけても、体の力の抜き方を知らないからできないんです。
今まで体の力を意識的に抜いたことがないから。
これは、「良いこ」に多く見られます。
逆にいつも怒られている子どもにも多いです。
いつも頑張ってる子、怒られている子どもは、常に緊張しているので、体の力を抜くことができないんです。
そんな時、午睡に入る前に、花の呼吸や鳥の呼吸をやって、深呼吸をして肺を膨らませたり、
また、布団に横になってから、両手をお腹の上にそっと乗せ、風船の呼吸をやってみましょう。
腹式呼吸を繰り返すことにより、副交感神経が優位になることで自律神経が整い体がリラックスしてきます。
そして、最後は、みんなに声をかけます。
「みんなは、自分の大好きな動物のぬいぐるみになるのを想像してごらん。
ぬいぐるみは、動かないよね。フワフワ、フニャフニャして柔らかいよね。。
先生が手を持ち上げても、フニャフニャだよね。。
足を持ち上げても、ダラーんとしてるよね。
だって、ぬいぐるみだもんね。。
みんなぬいぐるみになれたかな。。。」
と小さい声で囁きながら、一人一人手や足を床から少し持ち上げて、ストンと落とします。
子供たちは、ぬいぐるみになろうとして体の力を意識的に抜いていきます。
この「意識的」に体の力を抜く。
ことがとても大事なんです。
顔の力を抜いて、自分がフワフワのぬいぐるみになっているのを想像します。
こうしているうちに、子供たちは、深い眠りへと入っていきます。
体の力は、自分の意思で抜くことができる。
ということを学ぶ、体験することがとても大事なんですね。
これができるよになれば、自分の心が緊張した時、体も緊張していることに気づきます。
ヨガをやっている子供は、自分で体をリラックスさせる方法を知っているので、
自分で自分の体を意識的にリラックスさせることもできるんです。
体をリラックスする時、ハーハーとした短い呼吸ではないですよね?
そう、長い呼吸です。それもお腹を使った腹式呼吸が効果抜群です!
こうして、保育の場面、場面に応じて、キッズヨガの呼吸法やポーズを組み入れていくことで、保育がもっとやりやすくなるばかりではなく、子供達にとっても、沢山の気づきが生まれます。
今、保育士としてもっと自分の引き出しを増やしたい!もっと独創的な保育をしてみたい!と願っている保育士、幼稚園の先生方!
ぜひキッズヨガを保育に導入してみませんか?
2017年7月に東京でキッズヨガ講師養成講座が開催されます。
https://yogaed.jp/events/pi1-tokyo-yuki/
ぜひご参加ください!
お待ちしています。