キッズヨガ:お菓子を欲しくて駄々をこねる子供の対処法!?
キッズヨガでは、体の部位(頭、肩、お尻、膝、、、)を一つ一つ丁寧に動かしていきます。
これには、意外と深い意味があるって知ってましたか?
よく、スーパーマーケットとかで、小さな子供が、「お菓子、買ってー!」と、駄々をこねて、床に寝転がってたりするの見たことありませんか?
あの時の子供の気持ちってどんなか想像したことありますか?
あの時って、子供は、お菓子が買いたい!
どうしても買ってもらいたい!
でも、買ってくれたない。
ということにムカついているんですよね。。
自分の意見が通らないことにムカついて、でも、その自分の気持ちをどうしていいのかわからないから、床に寝転がって、ジタバタするわけです。
どうしていいか子供たちもわからない。。。
自分の「心の波」に完全に飲み込まれてしまっているんです。
だから、親が今日はお菓子を買わない。と決めているのであれば、
「今日は買わないよ!」
と言うだけではなく、
子供が、今どんな気持ちなのかを聞いてあげることです。
どんなにそのお菓子が好きで、どんなに欲しくて、そして、買ってもらえなくてどんな気持ちか。。。
自分は今、どんな気持ちを持っているのか。。。
それをちゃんと聞いてあげて、認めてあげる。
このお菓子大好きなの?
なんで?
そっか、そんなに好きだったんだ。。ママもお菓子大好きだから、欲しくなる気持ちよくわかるよ。
買ってもらえないから、今どんな気持ちなの?
ムカついた?悲しい?悔しい?
今、どんな気持ち?
って。子供が今持っている自分の感情を一緒に眺めてあげる。。
そうすると、子供は、自分の感情の波に飲まれるのではなくて、自分の感情を、もう一人の自分が眺められるようになります。
そうしたら、こっちのもの!
じゃー、その自分に起こっている感情を、どうしたいのか?
どうやって変えればいいか?
を一緒に考えてあげるんです。
まずは、その感情を一緒に感じてあげましょう。
子供と一緒にタップリとその感情を味わってあげましょう。
そうすることで、子供の気持ちはだいぶ静まります。
そして、今日はまだおうちにお菓子あるから買わないね。
またお菓子なくなったら買いに来ようね。
って伝えればいいんです。
大人も一緒ですよね?
自分の心の波に飲まれてしまうから、苦しくなるんです。
でも、自分の感情を客観的に眺めることさえできたら、
さぁ、じゃ、その感情をどうするか?自分はどうしたいのか?
を考えて、なりたい方へ変えればいいんです。
そのチョイス、選択肢は、常に自分が持っているんです。
でも、子供に自分の感情を客観的に眺めてごらん。って言ったところで、
子供にとっては????
ナンノコッチャ?って
口ぽかーんと開けたまま見つめられちゃうだけですよね。。
子供に自分の心を客観的に見る癖をつける第一歩は、自分の体を客観的に見るということです。
頭どこ?手は?首は?膝は?肩は?手首は?くるぶしはどこ?
って。自分の体を客観的に眺めて見る癖をつける。
膝はどうやって動くのか?
手首は?背骨はどうやって動く?
体を客観的に見れるようになると、その体を客観的に眺めている「もう一人の自分」の存在に気づき出します。
そうなったら、こっちのもの。
自分の感情を眺める「もう一人の自分」がいることにも気づき出します。
自分の体は、自分自身じゃない。
自分の心は、自分自身じゃない。
ということが、体感できるようになると、
体を、心を、自分のなりたい状態へ、自分が変えることができるようになるんです。
キッズヨガが目指すものは、これなんです。
単に体を動かして、体を柔軟にしましょう!ということではなく、
自分の心を眺める「真の自分」の存在に気づくこと。
意外と深エエェ話ではないですか?笑