産後の骨盤ガクガクと尿モレを治す超簡単だけど効果抜群の体操。
産後直後、なかなか引っ込まないお腹を眺めながら、早く産前の体重に戻したい!と思っても、子供が小さいと、子供を置いて一人スポーツクラブとかに行くのも難しいし、かといって、家のリビングでどんな運動をしたらいいのかわかりませんよね?
骨盤もガクガクする感じがするし。。。という方も多いと思います。
骨盤がガクガクするのは、出産で一度大きく骨盤が全開に開いていて、産後骨盤が閉じようとしているのですが、ホルモンの関係で骨盤周りがまだ緩いことが原因していることもあります。
骨盤がしっかり安定するためには、骨盤を支えるインナーマッスルを鍛えることがとても大切になります。
骨盤を支える最も重要な筋肉とは。。。
骨盤底筋群。
その名の通り、骨盤の一番下に位置する、ちょうど足の付け根、股のところ、尿道から膣、肛門までに位置する筋肉群です。筋肉群という通り、いくつかの筋肉を総称してそう呼びます。
まずは、ダイレクトに骨盤底筋群を鍛える運動は、、。
ケーゲル体操です。
体育座りになり、両手で膝を抱える感じで座り、
骨盤を立てて座ります。この時、骨盤が後ろに倒れ腰が丸まらないようにするのがとても大事です。
そして、胸を開いて、同時におへそを背中に引きつけます。
こうして腰が反りすぎなようにします。
そして、お尻を左右交互に少しだけ持ち上げて、
坐骨(床に当たっている大きなお尻の骨)を中心に寄せようとします。
そして動きを止めて、骨盤底筋群を締めます。
女性ならちょうど膣口を引き締めて体の中に引き上げる感じです。
膣に膜が張っていると想像して、その幕を体の中に引き上げる感じ。
床に広げてあるハンカチの真ん中を指でつまんで引き上げる。。
そんな感じです。
で、その後、一気に緩めましょう。
締めて、緩めて。締めて、緩めて。20回X3セット。1日3回。
そして、今後は、骨盤底筋群を締め続けます。20秒くらい。長くできればなおさら良いです。でも、呼吸は決して止めないで、普通に吸う吐くを繰り返します。
これが最初のうちは、なかなかできないんです。
でも、だんだん感覚がわかってきて、できるようになります。
今までの人生の中で、膣の筋肉を意識的に動かしたことなんて、きっとなかったですよね?
だから、脳から膣へ繋がる「意識」という「神経」を作ることから始まるんです。
最初は、ぜんぜんできなくて唖然とするかもしれませんが、だんだんできるようになりますから安心してください。
これは、家の中で何をしている時でも、テレビ見てる時、授乳している時、ご飯作っている時。。。気がついた時、いつでもどこでもやりましょう。
この体操の良いところは、決して、他の人にやってることがバレないということです。
そう!だから、膣の収縮運動をするたびに、肩が上がったり目を見開いたりしてはダメですよ。
もう本当に普通に、シラーっとした顔で、でも、アソコは動いてる。。。
て感じでやるんです。
この骨盤底筋群が活性化してくると、産後の子宮もさらにきちんと収縮して元の大きさへと戻っていきます。
なので、産後直後からできるとても安全な体操です。
(ただし、会陰切開や帝王切開で痛みが残っている人は、痛みがなくなるまで待ちましょう。)
この体操は、体幹の筋肉を使うため、体温がすぐに上昇するため、骨盤を安定させるだけでなく、基礎体温も上がり、代謝のいい体を作ることにもなります。
いいことずくめの体操なのです。
もちろん、産後の尿モレも、この体操をすれば効果抜群で治りますよ!
このケーゲル体操は、女性なら死ぬまでやり続けた方がいい
簡単なのにとても効果が高い運動なので、これを機にぜひトライして見てください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ゆき