キッズヨガ導入で、小学校のクラス運営がみるみる楽になる秘密大公開!
こちら、アメリカは、サンクスギビングで連休でした。
サンクスギビングは、宗教に関係なく、アメリカに住む人たちがそれぞれ自分の大切な人、家族、友達等々と久しぶりに集まり、ディナーを楽しみ、日々の生活に感謝する。という日です。日本でいうお小学のような感じでしょうか?クリスマスは、途端にキリスト教色が強くなりますから、日本のクリスマスとはだいぶ違いますね。。。
、、、ということで、私も大切な家族と友達とこの連休を過ごしていました。
私は、今、家から車で30分ほど走った街にある施設で、4歳から7歳までのアメリカの子供達にキッズヨガを教えています。そして来年の1月は、息子の通う小学校で、1年生から5年生までキッズヨガを教えることになりました。
このように、アメリカでは、キッズヨガが公立の小中高校で、授業や昼休みや放課後活動で、普通に取り入れられています。
なぜって?
アメリカでいう「キッズヨガ」は、日本でいうキッズヨガとは、求めているものが違うからです。
そもそも、日本での「キッズヨガに」対するイメージは、人それぞれでだいぶ違うんじゃないかとな思います。
「キッズヨガってナニ?子どもが木のポーズとか犬のポーズとかするわけ?危なくないの?」とか、
「キッズヨガってさ、お遊戯みたいな、幼児向けのやつでしょ?」とか、
「キッズヨガなんて、いろんな動物のポーズとって体動かすだけでしょ?」
とか。。。。
みんなのイメージが当たってる!とも言えるし、間違い。とも言える。。
なぜって。。
日本には、いろんな「キッズヨガ」があり過ぎるから!。。。。です。
子どもが好きそうなストーリーに合わせて、いろんな動物のポーズを次々ととっていくキッズヨガもあります。
子どもたちが飽きないように、頭立ちの逆立ちをやるキッズヨガもあります。(*首が危険ですから、子どもには絶対やらせないでくださいね。)
リトミックなのかヨガかわからないようなキッズヨガもあります。
体を動かして終わり。のキッズヨガもあります。
呼吸に意識を集中し、マインドフルネスを体感させるキッズヨガもあります。
今、アメリカの学校に導入されているのは、この呼吸に意識を集中したキッズヨガなんです。
授業前、朝、教室のこども達のエネルギーが高くザワザワして落ち着かないと先生が感じたら、
まずは、「鳥の呼吸」を試してみましょう。
両腕を鳥の羽根のように横に広げます。
椅子に座っても立って行ってもいいです。鼻から息を大きく吸って、ゆっくり大きく鳥が舞い上がるように両手を頭の上にあげます。そして「ハァ〜、ハァ〜、ハァ〜」と3度口から息を吐きながら、羽根を大きく動かして腕を体の横に下げて地上に舞い降りてきます。
この「鳥の呼吸」を3回するだけで、
教室の子供達は静まりかえります。
両手を上に上げることで背骨と体側が同時に伸ばされ、潰れていた胸が開くことにより、呼吸を沢山吸うことができるため、酸素が体の隅々まで周り血流も良くなります。
そして、3度口から息を吐き、自分の「ハァ〜」という息遣いを聞くことに意識を向けることにより、意識を「今」に持ってくることができるため、気持ちが落ち着き、集中力が高まります。
息を吐くときは、鳥が舞い降りてくる時です。
だから、静かに、そして優雅に舞い降りてくるように子ども達に言いましょう。
どんな鳥になって飛びたいか、子ども達に決めさせるのも面白いです。
まぁ、とにかく、ピターッと教室が静まりかえりますよ。
ぜひ、試してみてください。 😛
これは、全米で多くの学校で取り入れられている
キッズヨガの呼吸法です。
キッズヨガプログラムには、まだまだ呼吸法だけで20近くあります。
これからもどんどんご紹介していきますね!楽しみにしていてください。
それでは、今日も愛と感謝で素敵な1日を!❤️
YUKI